アスレチックスクール(ジュニア)
基本的な考え方
「運動をすることが好きになる」「成功体験」これがキーワードとなる。
最近の子どもたちの生活を見ると運動不足は否めない。子ども時代に運動をすることの効能は数え上げたらきりがないが、この中で我々は将来の日本という国のためにも、子ども達に運動をする楽しみを伝えることが大切であると考えている。
現在は一国だけの中で安穏と生活できる情勢でない。交通機関やインターネットの発達によって他国の人々とのコミュニケーションは容易になり、地球の裏側までが近い存在になりつつある。異文化や習慣を理解しあい、助け合いながら地球ベースで物事を考えていかなくてはならず、これにはより多くの知力、体力、行動力、経済力などが必要とされる。
かつては子ども達が外で遊ぶ光景が見られ、その中で基礎体力を身につけていたが、治安への不安や、ゲーム機の普及、塾通いなど生活環境の変化で、この光景が減っている。
現に学校で行われる体力測定の結果でも、持久力や筋力の低下が見て取れる。また転倒による骨折も年々その件数を増してきている。これは転んだ時の身のこなしが上手く出来ていない。体を支えるだけの筋力が低下してきているということの表れである。この子ども達が大人になると、怪我や病気の多い大人になるのでは!?という不安を抱く人は少なくはないだろう。
それならば運動する機会を作り、その楽しみを教えてあげる。楽しくなれば自発的な運動も増え、課題にチャレンジしようという意欲も湧いてくる。このサイクルの中で運動することで、怪我や病気の少ない体作りに一役買いたい、その礎になりたいと考えている。
また運動の中にはチャレンジするという要素がある。逆上がりが出来た!かけっこで一番になれた!小さなことでも「出来た!」という成功体験は必ずその子の人生の糧となる。
「運動が好きになる」「成功体験」これが日本の将来に向けてアスレチックスクールが伝えたいものである。
具体的なプログラム
マット、跳び箱、鉄棒、走り方を中心にボールや縄跳びなどの運動を組み合わせて学校体育で必要なスキルを身につける。
またバランスボール、ラダー、ミニハードルなどのトレーニング器材も利用して基礎体力、柔軟性、瞬発力といった身体能力を高めていく。
定期的に効果測定を行い、個々の進捗状況を確認する機会も設けていきます。