乳幼児と親のプログラム カンガルークラブ
基本的な考え方
「感性教育」のキーワードで、人間の感性とは外界からの刺激によって何らかの印象を感じることのできる直感的・受動的な能力である。
この刺激とは五感によって入力され、脳の中に記憶され処理され、出力されるときに備える。
この出力とはその人の表現力である。その表現力を磨く前段階として、入力の感度を上げておく必要がある。
要するに入力の入り口である五感を刺激する時期にバリエーション豊かに刺激しておくことが感受性を育てる。それは同時に表現する力を育むこと。
そんな観点から実行されるプログラムである。
乳幼児にとって身体活動そのものが脳を育てるのです。
具体的なプログラム
- アクアプログラム
(プール) - 水(アクア)は、心と身体をリラックスさせ、子どもたちがバランスよく成長するための無限の可能性を引き出す。水中での浮力・水圧・抵抗・水流・水温は肌で感じる触覚のみならず水中での視覚・聴覚・嗅覚・味覚を刺激する。
- リズムプログラム
(スタジオ) - 音(リズム)は心と身体に直接働きかけ、内に秘める未知の力(潜在能力)を引き出す。
聴覚刺激による反射的動きを引き出し、アロマ(香り)の中、ライブ感覚で子どもの動きを引き出す。 - ママ(保護者)
リフレプログラム
(スタジオ) - お母様主体の運動とリラクゼーションのプログラムとしてエアロビクスやヒーリングのプログラムをお母様に体験していただく。
子どもは託児室(別室を設ける)にてお預かりし、お昼寝や読み聞かせ(紙芝居)折り紙などの日毎のプログラムでケアーする。
アレルギー対応や疾病予防のアロマセラピーやカウンセリング。
離乳食や乳幼児用の食事の販売や指導なども味覚・臭覚教育の一環として実施することも可能。
感性教育の一環として知的遊具の紹介や「遊び方」指導のレクチャーも可能。
商品案
年間45~48週制で通常の子ども教室と同じで良いと思うが、バス遠足やクリスマスミニライブ、1泊の温泉お泊まり「子育てを話そう」ツアーなど、イベントを消化しようとすると45回を定番にしてイベント(別料金)を実施しやすくする考え方もある。
料金は親子で7,000円以上(月会費)として、子どもの会費だけではないことをアピール、以外に1人の値段か親子2人の値段かを解っていない人がいる。それほど乳幼児の運動プログラムは認知されていない。
公共のプールでは乳幼児は入れないところが多い(愛知県だけ?)。そんなことで乳幼児親子はあまり、行くところがないのが現状、そこに楽しさと教育的メリットを浸透させれば商品としてヒットする。
入会金 | ----- 円 |
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年会費 | 毎月の情報誌と 教材維持費その他 |
月会費 | 7,000円以上 |
タイムテーブル
※託児の時間はお母様の着替えも含めて70分とした。有料でクラブ会員の利用も可
午前中は、子ども(乳幼児)が活発に動ける時間として親子でのリズム及びアクアを設けた。
午後は食事の後お昼寝の時間帯に合わせて託児とママリフレを設けた、子どもが比較的おとなしい時間帯に子どもを預け、お母様(保護者)がリフレッシュに専念していただきやすい環境と考えた。
将来的なプログラム(未定)は開設時の集客状況を観て、最初は月1回等でイベント的に行い、反応を見ながら進めていくことが経営的にリスクが少ない。
営業の方法
営業時間の午前または午後の早い時間を利用し、どのプログラムも45分単位で配置し、週に3回以上はセットし、自由に利用できることとプログラムも自由に選んで参加できるメリットを満喫していただけること。
システム上のポイントとする。
運営の方法
カンガルークラブ主任1名、各プログラム毎にプログラムリーダー1名
アクアとリズムにはリーダーとは別に1名のコーチ(スタッフ)を配置。
ママ(保護者)リフレは月ごとにエアロならエアロ専門の者を、例えば健美操ならその担当者を1名配置し、
月毎または3ヶ月ごとにアイテムは変えて提供する。
託児には日頃から子どもに慣れているスタッフを2名配置する。
備品・指定用品
備品・用品についてはリズムでは通常の体育教室に使用するマット(マットはビニールコーティングのアレルギー対応のもの)、跳び箱、簡易鉄棒、ネット、ボール類に加えて、キーボード(約5万円ほどの物)とアロマが芳香できる器具が必要で毎月のアロマオイル(月3千円ほど)が消耗品として必要。
アクアではベビースイミングで使用する備品に加えてキューピー人形やウレタン製のパズルのような玩具(玩具屋で市販されているものでもよい)、大小のボール類、滑り台、大小の浮島(形にバリエーションがあったほうがよい)が必要。
お客様に買っていただく指定用品は、特になくてもよいが、アームヘルパー(スイムフィックス)赤ちゃん用水着、お母様用のスイムキャップ、ラッシュガードなどそろえていただくと心理的にステータスや統一感を演出する効果がある。
スタッフの研修
リズムの担当者は現在、体操教室を担当または経験者を当てることがスムーズであり、なおかつピアノが弾ける者が望ましい。(幼稚園教諭経験者や幼児教育科卒業生も良い)
アクア担当者はベビースイミング指導経験者で、アクアビクスができる者が望ましい。
ママリフレ担当者はアイテム毎の成人クラブ会員対応の通常の担当者でよい。
以上の条件を満たしたものへの研修のポイントは、リズムではキーボードでの音出しのタイミングと曲のバリエーションの習得と、乳幼児用もしくは親子での「運動遊び」のバリエーションを研修する。
アクアについては親子用アクアビクスと0歳児用と1歳児以上用の水中運動遊びのバリエーションを研修する。
研修場所は愛知県半田市の川鉄スポーツクラブアスミルに来ていただくのが理想的である(実際のプログラムを体験することは、子どもとの関わり方とライブ感覚を体感できる)。
研修にはスタッフ自身の感性教育プログラムを含む。
研修内容(全体研修と担当別研修)
カッコないの数字は単位数、1単位60分とするが、課目により多少左右するが、合計18単位くらい。
カンガルークラブ スタッフ研修(基本的日割り研修計画)
第1日目 (研修1) 合計6単位 |
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第2日目 (研修2) 合計5単位 |
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第3日目 合計7単位 |
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